ゆーちゃんぶろぐ。

少しずつ、少しずつ、なりたい自分になるために。- lento pero seguro-

長い月日。

一年半ぶりに地元、仙台に帰ってきた。

 

アメリカ留学、中南米の一人旅を終えて、僕は間違いなく成長した。いい意味でも悪い意味でも変わった僕。変わることは果たしていいことなのだろうか?

 

人間も、時代も、物も常に変わり続ける。

僕も変わり続ける。しかし、その僕の中にも変わらない僕もいる。僕の人に対する優しさは生まれてからは一度も変わっていないと思う。これは僕の母から頂いた、宝物だ。

 

今日は約4年ぶり?に仲のいい友達2人と仙台に呑みにいった。いつもの3人だ。そのうち1人は以前付き合っていた人で、もう逢えないと思っていたから

逢えたのは奇跡だ。約3年前に、僕の一方的な理由で別れた。僕はいつでも自己中心的だ。

だから、今日逢えるとは予想だにしていなかった。

 

久しぶりすぎて、緊張してしまい、よく喋る自分がいた。ああーまた手で頭かいている。緊張している時にする、身体のシグナルだ。またやっているな、と心で考える。

 

その子は彼氏があまりお酒をのまないらしく、お酒の席が久々だそうだ。僕も普段、あまりお酒を呑みにいくことは少ないが、お酒を呑むことが大好きだ。

なぜ好きかよくわからないけど、お酒の席の雰囲気が好きだ。

 

久々に会う3人で、会話も弾んだ。

その子は彼氏と同棲していて、結婚を考えいるそうだ。

 

長い月日が経ってしまった、そんな気がした。

あの日の僕らの関係からは、遠のいている。

その子にはその子の人生があり、僕には僕の人生がある。

 

数年ぶりに会う、その子の笑顔は相変わらずまぶしかった。ああ、こんなん反則だあ。そんな無邪気な笑顔をされたら、また好きになってしまう。やめてくれ、その無防備な笑顔に何度救われたことか。悩みやストレス全てが吹き飛ぶ、そんなまぶしい笑顔。この笑顔が誰よりも僕は好きだった。

 

だけど、もう長い月日が経ってしまった。

彼女には彼女の進むべき道があり、僕には僕の進むべき道があるのだ。